関西美術センター
 
関西を中心とした展覧会評や美術館・博物館紹介
 



2022年6月を表示

第45回 大津市写真展覧会

第45回 大津市写真展覧会
大津市歴史博物館 2022.6.25-7.1

 琵琶湖周辺の四季折々の景色が大津市議会議長賞の輝いた藤堂裕子の≪舟屋風情≫をはじめ、堪能出来る写真展。
 雉の雄叫びのシーンのアップを撮った川端清志の≪叫び≫は大津写真連盟賞です。
 120名266点から選ばれた入選作179点、特別出陣5点の全187点です。



https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/010/1119/g/shashin/1520322662734.html



6月26日(日)20:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理

第72回大津市美術展覧会 市展

第72回大津市美術展覧会 市展
大津市歴史博物館・大津市立市民文化会館 2022.6.16-22

 展覧会に行き、賞が与えられる作品に疑問を持ったことはありませんか?
 他の作品が、どう観ても相応しいと思えたことも1度や2度ではないかと察します。
 大作家の身の回りの世話をするようになって、大きな作品展にようやくでることになったとか、審査員が作品ではなく、裏に描かれた作家名しか見ていない、といった声も聞いたことがあります。
 しかし、この展覧会は、多少の差異はあっても、清々しいくらい順当な評価を与えられる展覧会です。



https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/010/1119/g/bijutsu/1395193294031.html



6月19日(日)16:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理

明石高博ー京都近代化の先駆者ー

明石博高―京都近代化の先駆者―
京都府立京都学・歴彩館 2022.4.10-6.5

 時代の中に埋もれている人がいる、ある人はその成果を誰かに横取りされたままに闇に葬り去られるかのように、また、ある人は、一部の資料からふとしたきっかけで、名前を落とされ、そのままになってしまった結末である、いずれもずっとその時をまっているかのように。
 明石博高(1839-1910)はどちらでしょうか?
 彼の強い進言で1870(明治3)年に開設された京都舎密局では日本初の「石鹸」、「サラシ粉」、「氷砂糖」などを製造販売し、日本の科学・化学の発展に寄与したことは間違いない。



https://rekisaikan.jp/news/post-news/post-7926/



6月5日(日)19:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理

山元春挙

山元春挙
滋賀県立美術館 2022.4.23-6.19

 竹内栖鳳(1864-1942)と並び、多くの画家を育てた山元春挙(1872-1933)の生誕150年記念、生まれた滋賀県での回顧展。
 この展覧会は、滋賀県立美術館、笠岡市立竹喬美術館、富山県水墨美術館の三館共同企画展です。
 現在確認出来る最初期作品≪黄初平叱図≫(1891)、春挙様式と呼ばれる雄大な自然景、左上から右下へと移行する斜めの構図、小さく描かれた動物の姿、奥行きを感じさせる遠近表現の萌芽≪深山雪霽鹿図≫(1895)、大石内蔵助を翡翠に例えたとされる≪義士の面影≫(1931)他、前後期で入替があります。



https://www.shigamuseum.jp/exhibitions/3879/



6月1日(水)18:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理


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