関西美術センター
 
関西を中心とした展覧会評や美術館・博物館紹介
 



2021年10月を表示

牧羊人

牧羊人
京都市立芸術大学ギャラリー 2021.10.5-31

 パフォーマンスや映像作品など多彩な活動をするチェン・テイエンジュオ(1985-)の日本初個展。
 映像作品では民俗学の史料価値がありそうな作品ですが、自然に基づく宗教を感じさせる作品もあります。



https://gallery.kcua.ac.jp/archives/2021/7148/



10月31日(日)00:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理

THE MOVING MOUTAIN

オスカー・ピータース The Moving Mountain
ロームシアター京都ローム・スクエア 2021.10.1-24

 オランダ中心に活動する美術家・オスカー・ピータース(1981-)のローラーコースターは人ではなく雛人形などの作品を乗せています。
 今回は、舞台芸術祭KYOTO EXPERIMENTの「ミーテイングポイント」の役割もあります。
 作品は、5分動かすと5分休ませなくてはなりません。
 月曜・水曜及び雨天時は休場です。



https://www.kyotoex-meetingpoint.com/



10月24日(日)13:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理

荻須高徳展

荻須高徳展
美術館「えき」KYOTO 2021.9.10-10.17

 1927年26歳でパリに渡り、翌年サロン・ドートンヌで入選、1930年にはル・スチュディオ画廊で28点の作品で初個展を開いています。
 1939年戦争前の影響で一時帰国しますが、1948年日本人画家としては第2次世界大戦後初めてフランスに入国しています。
 初期の作品には一緒に写生旅行にも出かけた佐伯祐三やフォービズムの影響を受けています(≪シャルルの肖像)(1929)等)。
 スイス美術評論家リュシアンヌ・フロランタン著の伝記画集「オギス 巴里の画家」(ジュネーブ・ソノール出版)にも掲載されている≪果物屋≫(1930)、≪ジュッシュ広場の“ヴァン・タバ・リキュール”≫(1935)、1937年パリ万博美術展出品作でフランス政府買取となった≪ガラージュ≫(1937)、画文集「私のパリ、パリの私 荻須高徳の回想」(東京新聞社出版局・1980)のスケッチ原画等約70点。

三越伊勢丹オンラインストア

https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/



10月17日(日)13:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理

まなざし

今日は祝日ではなくなりましたが、お楽しみください。

まなざし_Regard
有斐斎弘道館 2021.10.1-17

 フランス・ニームのカレ・ダール現代美術館のコレクションから2作品。
 ≪Idir≫(2018)は、ゲイがアルジェリアでは生きにくいことを腰のひねりという表現で造形芸術家キャロル・ドゥイヤール(1971-)と映画監督バベット・マンゴルト(1941-)の共同で映像化しています。
 もう1作品は、写真家シュザンヌ・ラフォン(1949-)の≪INDEX≫(2003)。
 彼女が1987年から撮影した465枚を回顧的に2つの画面に変化をつけながら、提示されます。



https://nuitblanche.jp/places/yuuhisai-koudoukan



10月11日(月)15:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理

春日山原始林アートプロジャクト2021

春日山原始林アートプロジャクト2021
京都府民ホールアルティ1階ロビーギャラリー 2021.9.18-10.17

 猪俣愛、大矢一成、木下栞、熊田悠夢、杉山拓次、たかはしなつき、堂本寛恵、福田寛子、矢野洋輔、山本悠葵、若林綾の11名の作家が首切り地蔵近くにあった大杉の倒木を素材とした「春日山原始林・滝坂の道の大きな杉」の展覧会を開催、この後11月20日~28日、奈良公園バスターミナルへと巡回します。



https://kasugatsunagu.com/news/1088.html



10月10日(日)17:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理


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