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荻須高徳展

荻須高徳展
美術館「えき」KYOTO 2021.9.10-10.17

 1927年26歳でパリに渡り、翌年サロン・ドートンヌで入選、1930年にはル・スチュディオ画廊で28点の作品で初個展を開いています。
 1939年戦争前の影響で一時帰国しますが、1948年日本人画家としては第2次世界大戦後初めてフランスに入国しています。
 初期の作品には一緒に写生旅行にも出かけた佐伯祐三やフォービズムの影響を受けています(≪シャルルの肖像)(1929)等)。
 スイス美術評論家リュシアンヌ・フロランタン著の伝記画集「オギス 巴里の画家」(ジュネーブ・ソノール出版)にも掲載されている≪果物屋≫(1930)、≪ジュッシュ広場の“ヴァン・タバ・リキュール”≫(1935)、1937年パリ万博美術展出品作でフランス政府買取となった≪ガラージュ≫(1937)、画文集「私のパリ、パリの私 荻須高徳の回想」(東京新聞社出版局・1980)のスケッチ原画等約70点。

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https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/



10月17日(日)13:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理


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