関西美術センター
 
関西を中心とした展覧会評や美術館・博物館紹介
 



2021年9月を表示

川村悦子展

川村悦子展 絵画の森へ
中信美術館 2021.7.20-9.10

 当初は、西洋画、とりわけ遠近法の先駆けとなったジヨット(ジオット)・ディ・ボンドーネ(1267頃―1337)のフレスコ画影響を受けていたが、その後、日本画の風景画を主題とした作品が多くなっています。
 二十一亀久男や八代清水六兵衛との共作を含め22点です。
 前回の須田国太郎展同様、無料で今展覧会の冊子が貰えます。



https://www.chushin.co.jp/bijyutu/exhibition/



9月5日(日)18:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理

ポンポン展

フランソワ・ポンポン展
京都市京セラ美術館 2021.7.10-9.5

 1855年フランス・ブルゴーニュ地方ソーリューの家具職人の息子として生まれ、ブルゴーニュ地方の首府ディジョンの美術学校に通った後、パリに出て、モンパルナス墓地近くの墓石店で働きながら、プティット・エコール(国立装飾美術学校)の夜学でデッサンと彫刻を学びます。
 当時のパリは、ポンポンが出てくる前年に亡くなったアントワーヌ・ルイ・バリー(1795-1875)によって写実性の高い動物彫刻が、ブロンズ複製技術の向上もあり、需要が増えていた。
 その後、オーギュスト・ロダン(1840-1917)、アントナン・メルシエ(1845-1916)やルネ・ド・ポール・ド・サン=マルソー(1845-1915)等の下彫り職人をし、1906年動物彫刻家に転向するまでは、人物像による成功を目指していました。
 彼が名声を得るのは、1922年、サロン・ドートンヌに出品された2.5mの≪シロクマ≫でした。
 今回は、ポンポンが初めて展覧会に出品したと考えられている≪D氏の像≫(1871)、ヴィクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」に貧乏な少女役で登場する≪コゼット≫(1888)、コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957)に影響を与えた≪水上の鴨≫(1911)他約90点。
 スマホのバーコードを読込の展示一覧表のみで紙での配布されていません、また、2作品のみ写真撮影可です。



https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20210710-20210905



9月1日(水)18:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理


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