関西美術センター
 
関西を中心とした展覧会評や美術館・博物館紹介
 



2021年5月を表示

ミケル・バルセナ展

こちらに掲載された展覧会は、緊急事態宣言の為、中止、会期の変更、入場予約制等があります、必ず、会場、主催者のホームページをご確認ください。

ミケル・バルセナ展
国立国際美術館 2021.3.20-5.30

 スペイン・マショルカ島生まれのミケル・バルセナ(1957-)の日本初の回顧展。
 コミショッナーは、詩人で、ミケルとは10代からの知り合いであるエンリケ・フンコサ。
 絵画・彫刻・陶器の他、ユジン・バフチャルの「解体されたテント、あるいは未知の知覚世界」に点字を打ち、スタンピング33点、リトグラフ48点から構成される≪盲人の本≫(1993)、カフカの「変身」の挿絵のモチーフを描いた≪水平のノート≫(2019)他94点。




https://www.nmao.go.jp/events/event/miquel_barcelo/



5月4日(火)13:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理

鑑真和上と戒律のあゆみ

こちらに掲載された展覧会は、緊急事態宣言の為、中止、会期の変更、入場予約制等があります、必ず、会場、主催者のホームページをご確認ください。

鑑真和上も戒律のあゆみ
京都国立博物館 2021.3.27-5.16

 聖武天皇の意向を伝えた栄叡、普照より懇願され、弟子たちや当時の役人たちの意地悪もあり、6度目の753(天平勝宝5)年にようやく来日を果たした、唐時代の高僧・鑑真和上(688-763)と彼のもたらした「戒律」を再考する展覧会。
 ここで定義されている「戒」は、僧侶の守るべき倫理基準で、「律」は、僧侶の集団生活で生じた問題点を弟子が釈迦に聞いたものが、各宗派で整理されたものと掲示されています。
 鎌倉時代の戒律に注目し、仏教改革を推進した唐招提寺の覚盛(大悲菩薩、1194-1249)、西大寺の叡尊(興正菩薩、1201-90)、泉涌寺の俊芿(1166-1227)、そして今年没後700年の凝然(1240-1321)らの運動の展示もあります。
 俊芿に関しましては、同時期に京都文化博物館で開催されている「承久の乱」でも関連展示があります。



https://ganjin2021.jp/



5月3日(月)13:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理

須田国太郎展

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須田国太郎展
中信美術館 2021.4.7-5.16

 須田国太郎(1891-1961)の生誕130年・没後60年記念回顧展。
 ≪修理士≫(1938)、≪早春≫(1934)、≪犬≫(1950)などの油彩だけでなく、1910年には自ら金剛流・高岡鵜三郎に師事し、謡曲を習った(~1957)ことも影響してか能・狂言のデッサンも残しています。
 今回の会場では、それらの一部を展示すると共に、天野文雄・監修で「能・狂言」のデッサンの世界として①葵上②船弁慶③居杭④柏崎⑤悪太郎⑥翁⑦道成寺⑧入間川⑨砧を34分の映像作品として上映されています。
 入場無料上、限りはあると察しますが、今回の展覧会のパンフレットも無料で配布されています。




http://event.kyoto-np.co.jp/event/suda2021.html



5月2日(日)15:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理

伝えるー災害の記憶展

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伝える災害の記憶展
京都文化博物館 2021.3.20-5.16

 同和火災海上保険(現:あいおいニッセイ同和損保)初代社長・廣瀬鉞太郎が関東大震災をきっかけに大正後期から戦前期にかけて収集した1,400点あまりの資料から
第1章 京都・大坂の災害史
第2章 江戸の災厄と絵画
第3章 諸国の災害と復興
第4章 近代の災害とメディア
第5章 疾病との向き合い方      約150点。



https://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/saigainokiokuten/



5月1日(土)13:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理


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