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メトロポリタン美術館展

メトロポリタン美術館展
大阪市立美術館 2021.11.13-2022.1.16

 1870年創立、1872年開館し、所蔵品150万余点のメトロポリタン美術館。
 今回は、2023年修了予定の美術館の改修工事に伴い、2,500点以上あるヨーロッパ絵画部門から65点(内、日本初公開は46点)の展示、副題は「西洋絵画の500年」。
第1章 「信仰とルネサンス」は、フラ・アンジェリコの≪キリストの磔刑≫(1420-23頃)、サンタントニオ・ディ・パドウァ女子修道院のために制作されたラファエロ・サンツィオ(サンティ)の≪ゲッセマネの祈り≫(1504頃)、エル・グレコの≪羊飼いの礼拝≫(1605-10頃)、ティツィアーノ・ヴェチェッリオの≪ヴィーナスとアドニス≫(1550年代)、ルカス・クラナーハ(父)の≪パリスの審判≫(1528頃)他17点。
第2章  「絶対主義と啓蒙主義の時代」は、フランソワ・ブーシェの≪ヴィーナスの化粧≫(1751)、2009年に修復されたディエゴ・ロドリゲス・デ・シルバ・イ・ベラスケスの≪男性の肖像≫(1635頃)、カラヴァッジョがデル・モンテ枢機卿の為に描いた≪音楽家たち≫(1597)、二コラ・プッサンの≪足の不自由な男を癒す聖ペテロと聖ヨハネ≫(1655)、ヨハネス・フェルメールの≪信仰の寓意≫(1670-72頃)ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの<女占い師≫(おそらく1630年代)、ジョシュア・レイルズの<レディ・スミスと子供たち≫(1787)他。
第3章  「革命と人々のための芸術」では、ギュスターヴ・クールベの≪漁船≫(1865)、ポール・ゴーギャンの≪タヒチの風景≫(1892)、オーギュスト・ルノワールの≪ヒナギクを持つ少女≫(1889)、フィンセント・ファン・ゴッホの≪花咲く果樹園≫(1888)、ポール・セザンヌの≪リンゴと洋ナシのある静物≫(1891-92頃)他17点。

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https://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/metro



1月1日(土)20:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関西美術センター | 管理


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